簿記3級は簿記2級より難しく感じた

資格・検定

簿記はお金を扱う基本的な方法です。
ふつうは3級より2級のほうが難しいです。

しかし私は2級よりも3級のほうが難しく感じました。

なぜ簿記3級のほうが難しく感じたのか

この記事でも書きましたが、私は一度、簿記3級を挫折しています。

簿記の勉強も、いつも通り独学でやりました。

初めて勉強しようと思ったとき、テキストを買って頭から読み始めました。
問題を見ても全くわからなかったので、このときはテキストを読み進めることから始めました。

ですが、全く内容がわかりませんでした。
今なら、簿記はまず科目と、科目が主に貸方、借方のどちらにあるのか、などがわからなかったからだと考えます。
ですが当時はテキストを見ても何をいっているのか全く分かりませんでした。

簿記はまず科目と、売上、費用、流動資産、固定資産、流動負債、固定負債、純資産を覚える必要があります。
その次に、科目が主にどこ(売上か、流動資産かなど)にあるのかを覚えます。
そして、仕分けをとにかくやって、頭と体に仕分けを叩き込みます。

個人的な印象だと、ここまでの段階は簿記の基本ルールのため初心者がしっくりくる理屈がありません。
とにかく覚えるしかありません。

最初に勉強したときはそのことがわからなかったため、諦めてしまいました。

2回目に挑戦したときは、テキストだけでなくyoutubeでふくしままさゆきさんの簿記講義の動画を見てやりました。

テキストだけではわからないところも分かりやすく解説されていたということもあります。
しかしそれ以上にわからないところを動画で繰り返し勉強できた点が良かったと思います。

また、2回目のときはスマホのアプリで仕分けの問題を繰り返しました。
初めてのときはスマホのアプリで問題を解くという発想がなかったので、当時はアプリを探しもしませんでした(当時からあったのかも不明)

動画とアプリで繰り返し勉強できたことが3級突破できた理由だと思います。

試験範囲は2級の方が広いがなんとかなる

正直、3級ができれば2級は範囲が広いですが勉強すればなんとかなると思います。

3級が簿記の基本になります。
2級は、工業簿記と商業簿記の大きな2分野に分かれています。

商業簿記は、3級のスケールアップ版という印象です。
税金や連結決算など、3級で触れていなかった点にも触れます。
そのため覚えることは確かに多いです。しかし流れは基本的に3級と大差がありません。

工業簿記は、3級や商業簿記とは雰囲気が異なります。
これは主に工場での製品の生産に関するものになります。
そのため作り途中の製品の取り扱いなどが3級にはありませんでした。
しかし、基本は材料などの資産、労務費などの費用の変化を仕分けで表現していくということです。
3級で仕分けができるようになっていれば、勉強すればできると感じました。
工業簿記では原価差異の分析などもありますが、これはロジックがあります。
仕分けをできるようになるのに比べれば覚えやすいのではないでしょうか。

簿記は自分に合う勉強方法を見つけることが大事

3級は自分に合った勉強法に出会わなければ、なんとかならないと思います。
そのため、私は3級の方が2級より難しいと感じます。

私は簿記を有料の講座で勉強せず、youtubeの動画とスマホのアプリで勉強しました。
人によっては有料の講座の方が合う人がいると思います。
ですが、YouTubeの動画は無料ですし、スマホのアプリも数百円程度です。
まずは、これらで簿記3級を勉強してみてはいかがでしょうか。
有料の講座で勉強するのはそれからでも遅くないと思います。

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