応用情報技術者試験の活用方法

情報技術に関する国家試験の一つに応用情報技術者試験があります。

情報技術の国家試験に全社会人向けのITパスポート、ITエンジニアのキャリアスタート向けの基本情報技術者試験がありました。
応用情報技術者試験は情報技術だけではなく、管理や経営など幅広い知識と応用力を評価する試験となります。

DX、デジタル化が進む中で応用的なITスキルが身につけば、これから活躍できるシーンが増えるのではないでしょうか。

ぜひ応用情報技術者試験にチャレンジし、ITスキルを活かせる場面を増やしましょう。

応用情報技術者はどんな資格？
まとめ

応用情報技術者はどんな資格？

応用情報技術者試験の概要

基本情報技術者はITパスポート、基本情報技術者試験と同様に経済産業省が情報処理技術者としてのスキルを認定する国家試験の一つです。

IPAのサイトによれば、応用情報技術者試験の対象者像は下記のようになっています。

対象者像
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者

業務と役割
基本戦略立案又はITソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し、独力で次のいずれかの役割を果たす。
(1) 需要者（企業経営、社会システム）が直面する課題に対して、情報技術を活用した戦略を立案する。
(2) システムの設計・開発を行い、又は汎用製品の最適組合せ（インテグレーション）によって、信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また、その安定的な運用サービスを実現する
IPA　応用情報技術者試験
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

ITパスポートや基本情報技術者試験は、これらは上位者の指導の元に役割を果たすとなっていました。
それに対して、応用情報技術者試験は、独力で役割を果たすことが求められるスキルとなっています。

受験資格の定めはありません。
そのため、誰でも受験できます。
私は機械技術者で、ITエンジニアではありません。実務経験がなくても合格できます。
そのため、ITエンジニアではない方も安心して受験してください。

基本情報技術者は一度取得すると一生の認定となります。
更新や、講習などはありません。

試験は春期(4月ごろ)と秋期(10月ごろ)の2期に分かれています。

試験は、午前と午後に分かれています。
午前は選択問題、午後は記述式の問題となります。